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山人艸果



山人艸果(さんじんそうか)は、古代から日本の風土に育まれた天然起源の果実を使いおつくりした菓子です。垂仁天皇のころ、勅命にて、田道間守が常世へ不老長寿の果実「橘」を探し持ち帰ったのが、日本の菓子の起源とされています。美味物、それは菓子。日本の古代においては古能美や久多毛能でした。自然の恵みに感謝し、山野の草木に宿る霊を敬う。老松は、菓子発祥の心をいつまでも大切にして、守り続けることを使命と考えております。